美しく立てたところで、今回は歩き方です。
結婚式当日は入場や退場、挙式・披露宴となにかと2人で歩くシーンが多いもの。
美しく気品ある歩き方を心がけましょう。
まず新郎はドレスの裾を踏まないように新婦の半歩先を歩きます。
まずとにかく大切なのが、“ゆっくり歩く”こと。
新郎がスタスタ歩くと、新婦は引きずられるような感じになってしまいます。
男性の大きな歩幅で歩くのも新婦はついてこれません。
とは言え、小股でちょこちょこ歩くのではなく、1歩1歩ゆっくりと足を出しましょう。
右手は手袋を軽く握り、ひじを軽く曲げおろします。
左手は新婦が肘をつかみやすいよう軽く脇を開いて曲げ、手は軽く握りお腹のあたりに。
新婦はドレスの裾が気になり下を向きがちですが、なお裾を巻き込みやすくもなりますので、少しあごを引いて
まっすぐ前を向いて歩きましょう。
ドレスのデザインにもよりますが、ボリュームのある裾のドレスなら、中のパニエの縁を軽く蹴り上げるような気持ちで
足を出すと、裾を巻き込みにくくなります。
右手は新郎の肘をとります。指先が正面に見えるくらいに軽く組むと歩きやすく見た目も美しく見えます。
左手はブーケがあまり上下しないようにおへそのあたりにつけて持ちます。
緊張もあって早くなりがちですが、ゆっくり歩くことでぐっと優雅に、そしてトレーンの長いドレスでも歩きやすくなりますので、ぜひ実践してみてくださいね。
(スタッフS)
~結婚が決まったら…。和装とドレスの 結marry ~
コメント