石川県の披露宴では「おちつき餅」の雑煮がでます
赤いお餅は新郎、白いお餅は新婦を表し、花嫁が花婿の家に末永く落ち着き「新郎の色に染まります」という意味らしいです。
花嫁は披露宴では必ずこのおちつきの餅に箸をつけます
石川の花嫁は15年ほど前はほとんどが実家から和装の色打掛姿で嫁ぎました ヘアースタイルはかつらに角隠しが一般的でした
そして新郎宅に仏壇参りに向かいます
花嫁が新郎宅に着きましたら玄関先で両家のお水を素焼きの盃に入れ、花嫁がそれを飲んだら、その盃を割ります
思いっきりわれた方がいいと言われています
ちなみに割れなかったらもう一度落として割ります
何度かその場面に遭遇したことがありますが、一度で割れなかったら思いっきり落としてます(ー_ー)!!
新郎宅に入りましたら花嫁のれんをくぐり白無垢に着替えてご先祖様にお参りします
結婚式前に花婿は花嫁に会ってはいけないので花嫁が自宅に来ても花婿は隠れてます
仏壇参りを終えてはじめて花嫁は挙式場に向かうというのが石川の花嫁の挙式前のスケジュールでした
石川だけでなく、富山、福井を含めた北陸の結婚のしきたりですが
最近ではこのように自宅から出られる花嫁は10件に1~2件くらいですね
石川県の結婚
~結婚と和装、ウェディングドレスの結marry~
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