意外と多い！？和装挙式の4つのスタイル

最近じわじわと人気が高まっている和装挙式スタイル。伝統を大切にするカップルや、落ち着いた大人のカップルに選ばれています。しかし、一口に和装挙式といっても、いくつか種類があるのをご存知でしたか？

結婚式場の神殿和装挙式といってまず思い浮かべるのが、神社や結婚式場の神殿で行う「神前式」ではないでしょうか。神前式は、2人の結婚を祖先の神々に報告するという、昔ながらの伝統的なスタイルです。

神道の婚礼の儀式でもあり、大正天皇が日比谷大神社で行った挙式が始まりとされています。そのため皇族の婚礼の儀は十二単で行われます。最近では、高円宮家の女王殿下も十二単を簡略化した小袿（こうちぎ）姿で挙式されました。格式高い神殿で行う神前式は、白無垢や十二単など、特別な和装を取り入れるのもおすすめです。

仏前式は文字通り仏様の前で行う結婚式で、先祖代々のお墓がある菩提寺や、縁のある寺院の本堂などで行うものです。「2人の結婚は前世からの因縁であり、先祖の慈悲によるもの」という仏教の教えに基づいて行われます。

仏様とご先祖様へ、感謝の気持ちと共に「因縁」の結びつきを報告し、「来世までの結びつき」を誓うのです。仏教を信仰している人以外にも、その考え方に共感する方に選ばれている結婚式です。一般の方はもちろん、お寺のご息女や嫁がれる新婦様の多くが仏前式で十二単を着用されます。

茶婚式という式はまだあまり一般的ではありませんが、茶道の精神や作法にのっとって行う結婚式のことです。茶会の流れの中で、新郎新婦が誓いの言葉を読み上げたり、指輪の交換を行なったりします。

宗教的な要素が無いことも特徴の一つです。そのため、新郎新婦やその両家、参列者の信仰に左右されない点で人前式にも似ていますが、茶会の作法がある分、和の格式を保った結婚式にすることが可能です。お茶をいただくことを考え、白無垢に角隠しや色打ち掛けに洋髪を選択される方が多いです。

最近人気が高まっている人前式。アットホームなパーティー形式のものが多く、宗教や格式にとらわれない自由なスタイルが魅力です。

特に決まりが無いので、和装で行うこともできます。2人で考えた誓いの言葉や、結婚誓約書へのサイン、結婚の成立宣言、指輪の交換などが盛り込まれることが多いようです。伝統的なコーディネートよりも、洋装の会場にも合う現代的なコーディネートの打掛姿を選ばれる方が多いです。

和装挙式の衣装をご自分で用意するのであれば、ぜひネットレンタルをご利用ください。結marryでは、白無垢や引振袖の他、十二単風のデザインの色打掛や小袿（こうちぎ）などもご用意しています。結marryで貸し出した衣装は、一般的な結婚式場だけでなく、神社やお寺、茶婚式などの様々な挙式に合わせた多種多様な花嫁着物をご用意しています。

神社やお寺といった格式高い雰囲気には、伝統的な花嫁着物が良く似合います。伝統的ながらオリジナルのコーディネートでおしゃれに着こなせることが、結marryの着物の魅力です。試着も可能なので、まずはお問い合わせください。