いろいろな衣装がある中でも、婚礼衣装で中心になる色と言えば…
「白」「赤」「黒」が多いですよね。
「白」は古来より神聖な色として、白無垢やウェディングドレスなどに使われています。
嫁ぐ先の色に染まります、なんて言葉もよく耳にしますよね。
そして色打掛や色ドレスに多くみられる「赤」。
昔は赤を染める天然染料が高価だった上に、濃い赤に染めることが難しかったこと、そして何より華やかに
映ることで、晴れ着の色として好まれてきました。
そして引振袖でも人気で紋付羽織や留袖、礼服の色といえば「黒」。
武家時代から儀式服の色して使われていたことから、現代でも高貴で厳粛な色とされています。
この3つの祝いの色と言われるもの以外に、日本には独自の色と言われる「和の色」というものが
あります。
日本の移り行く四季による空や花や植物、動物、土の色など…。
その数はなんと四百種類以上とか。
そんなささやかな色の違いを感じとり、天然のものから染めていたという日本の晴れ着はまさに伝統美ですね。
(スタッフS)
~結婚が決まったら…。和装とドレスの 結marry ~
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