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和装かんざし ”べっこう”とは?

2014-07-01

かつら。日本髪の時に挿すかんざし。

中でも“べっこう”はご存じの方、見たことのある方も多いではないでしょうか?

 

でも改めて“べっこう”って?と聞かれると「亀の…?  黄色の…???」となりますよね(+_+;)

 

 

「鼈甲(べっこう)」とは、タイマイと言うウミガメの甲羅を利用した加工品のことで、黄色の部分が

多いほど価値が高いといわれています。

 

かんざしに使われる理由としては、プラスチックのものと違い、生き物からの原料なので繊維に方向性が

あり、髪に挿した時に簡単にずり落ちず、汗に濡れても滑りにくいということがあります。

 

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日本では古くは奈良時代から、くしやかんざしだけでなく、メガネや帯どめなどいろいろなものに

使われてきています。

見た目でなく、用途もしっかり持ち合わせているべっこうは、流行りすたりもなく今もこれからも

いろいろな分野で使われていくでしょうね。

 

かつらはもちろん、洋髪にも似合う“べっこう”。

みなさんも和装の小物合わせの際には選択肢に入れてみてください☆

(スタッフM)

~結婚が決まったら…。和装とドレスの 結marry ~

 

 

 

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