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和装ウエディングをするなら知っておきたい,和装結婚式の基礎知識!!

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洋装のウエディングドレスもいいけど、やっぱり結婚式でしか着れない白無垢や色打掛が着たい!!という本物志向の花嫁様が選ぶ和装ウエディング。

だけど、成人式や結婚式の列席で着用する振袖と違って花嫁だけが身につけることができる白無垢や色打掛は未知の世界という方がほとんど…。ここでは和装の基本の種類だけではなく、和装独特のヘアスタイルや流行もお伝えします。これだけ知っておけば和装ウエディングの基礎はバッチリ抑えられちゃいます!

 

 

挙式スタイルと和装ウエディング

和装ウエディングでの挙式には以下の4つのスタイルがあります。

・神前式

・人前式

・仏前式

・茶婚式

 

・神前式

和装ウエディングといえばまず思い浮かべるのが、神社や結婚式場の神殿で行う「神前式」です。神前式は、2人の結婚を祖先の神々に報告するという、昔ながらの伝統的なスタイルです。神道の婚礼の儀式でもあり、大正天皇が日比谷大神社で行った挙式が始まりとされています。そのため皇族の婚礼の儀は十二単で行われます。最近では、高円宮家の女王殿下も十二単を簡略化した小袿(こうちぎ)姿で挙式されました。格式高い神殿で行う神前式は、白無垢や十二単など、特別な和装にぴったりです。

 

・人前式

人前式は、神仏ではなく、結婚式に列席するゲスト全員に向けて結婚の誓いを立てる挙式スタイルです。最近人気が高まっている人前式。アットホームなパーティー形式のものが多く、宗教や格式にとらわれず、自分たちの好きなように式次第や場所、演出などを決めることができ、衣裳においても自分たちの好きな衣裳を着ることがでる自由なスタイルが魅力です。伝統的なコーディネートよりも、ガーデンや洋装の会場にも合う現代的なコーディネートの打掛姿を選ばれる方が多いです。

 

・仏前式

仏前式は文字通り仏様の前で行う結婚式で、「2人の結婚は前世からの因縁であり、先祖の慈悲によるもの」という仏教の教えに基づき、先祖代々のお墓がある菩提寺や、縁のある寺院の本堂などで行うものです。仏様とご先祖様へ、感謝の気持ちと共に「因縁」の結びつきを報告し、「来世までの結びつき」を誓うのです。仏教を信仰している人以外にも、その考え方に共感する方に選ばれている結婚式です。一般の方はもちろん、お寺のご息女や嫁がれる新婦様の多くが仏前式で十二単を着用されます。

・茶婚式

和装ウエディングの新スタイルである茶婚式。茶道の精神や作法にのっとって行う結婚式のことです。茶会の流れの中で、新郎新婦が誓いの言葉を読み上げたり、指輪の交換を行なったりします。宗教的な要素が無いことも特徴の一つです。そのため、新郎新婦やその両家、参列者の信仰に左右されない点で人前式にも似ていますが、茶会の作法がある分、和の格式を保った結婚式にすることが可能です。お茶をいただくことを考え、白無垢に角隠しや色打ち掛けに洋髪を選択される方が多いようです。

 

意外と知らない花嫁和装の種類

意外と知らない花嫁だけが身につけられる特別な和装は大きく分けて5種類あります。

・白無垢

・色打掛

・引き振袖

・十二単

・新和装

白無垢や色打掛は耳にしたことがあるかもしれませんが、改めて言われると新和装や十二単ってなに?となりますよね。以下をおさえれば大丈夫ですよ。

・白無垢

神前式に最も多く使われる花嫁衣装です。
清らかなものの象徴である白は花嫁の純真さを示します。基本的には、身に着ける全てのものが白く、相手のどんな家風にも染まります、という花嫁の意思を表している衣装です。
古式ゆかしい日本の伝統美で嫁ぎたい方にオススメです。

・色打掛

白無垢と同格の正礼装で挙式にも着用できますが、神聖な挙式でドレスや白無垢をまとい、披露宴やパーティーといった華やかな席で、鮮やかな色打掛にお色直しというケースが多く見られられます。一番人気は王道の赤色です。

・引き振袖

色打掛同様、挙式と披露宴、どちらでも装える衣装です。引振袖とは、裾を引きずって着る振袖のことです。その姿から、「お引きずり」とも呼ばれています。
江戸時代、武家のあいだで正式婚礼衣装として定着したもので、かつらと角隠しを合わせて優雅で格のあるスタイルに。また最近では、洋髪でお洒落に自分らしく着こなすスタイルも人気です。

・十二単(じゅうにひとえ)

十二単

十二単は平安時代中期には完成した衣装です。常用されていたわけではなく、宮中などの公の場所で、晴れの日の装いとして着用されていました。白無垢が日本の伝統的な花嫁衣装として知られていますが、十二単も歴史が古く、皇族の方が着られていることでもわかるように現代では上品で格式高い花嫁衣装となっています。

・新和装

最近はオーガンジーやレースなど洋装の素材や装飾を使用し、ドレスのようにライトな見た目と感覚で身につける「新和装」もあります。和装でも洋風の会場によく馴染み格式がありつつもライトな感覚で身につけることができるので年々人気が出てきています。

和装独特の文様の基礎知識

みなさん白無垢はどれも同じなんて思っていませんか?

色打掛にはもちろん、白無垢にも和装独特の文様が絵描かれています。和装を選ぶ際には是非この文様の意味も大切にしたいところです。基礎知識として知っておきたい伝統的な図柄や文様とその意味は以下になります。


延命長寿の象徴である瑞鳥です。縁起が良いとされる「吉祥文様」の一つで、婚礼衣装に多く用いられています。

熨斗 
おめでたい柄として古くから縁起物とされてきた熨斗を長く帯状に文様化した柄です。

檜扇(ひおうぎ)
縁起のよい末広がりで雅な雰囲気も魅力で平安時代の姫君が持っていたのが檜扇(ひおうぎ)でした。 

貝桶(かいおけ) 
対となる貝を探す遊び「貝合わせ」で使う貝をしまっておく入れ物のこと。運命の人に巡り合った夫婦を表現したモチーフ。 


長寿を象徴する代表的な花で、縁起が良い模様です。季節問わず身につけられる模様でもあります。

鴛鴦(おしどり)
雌雄の仲が睦まじいことで知られる鳥で、夫婦の変わらぬ愛を象徴します。

丸文
丸(円)は終わりがないため、無限を表す縁起の良い模様です。「縁」とつながることから、花嫁衣裳としても好まれています。

花車
花車の柄には、神を招き、神を寄らせる役割を持ち、たくさんの幸を招きますようにという願いが込められています。

松竹梅
一年中色褪せない松や竹、寒さの中でいち早く花を咲かせる梅の3つを一緒に描いた柄です。

和装独特のヘアスタイル

・文金高島田

和装といえばこの髪型をイメージする方がほとんではないでしょうか?元々、武家の女性が結う髪型としてもっとも格式が高く、正式な儀式の場で結ったのが「文金高島田」です。現代女性が、地毛で結い上げるには長さやボリューム、高い独特の技術が必要です。そのため、最近では地毛でこの髪型を結う方はおらず、ほとんどの花嫁様が文金高島田型のカツラを選択しています。

最近では現代女性に合わせて髪の色が茶髪のものや、全カツラではなく、半カツラといって文金高島田の特長はそのままで、フェイスラインの自分の髪をかつらになじませて結い上げるものもあり、カツラといっても自然な仕上りにもできます。

またカツラのためヘアチェンジがしやすいのも良いところ。お式では白無垢に文金高島田のカツラ、そして角隠しや綿帽子を被り清楚で上品に、披露宴ではガラッとイメージを変えて色打掛に洋髪で華やかにお色直しを楽しめます。

美容師さんとよく相談して自分だけの文金高島田スタイルに挑戦するのも一生に一度の楽しみですね。

・洋髪

文金高島田のカツラと人気を二分しているのが、和装に洋髪を合わせるスタイルです。ドレスのお色直しをする場合は多く選択される髪型になります。使用する髪飾りに水引や手毬、菊など和風なものを選べば着物にもバッチリ合います。ただし和装はドレスよりも衣装そのものにボリュームがあるため、洋装時よりも大きめに髪を結うのをお勧めします。衣装をヘアスタイルもボリュームが出るため小顔効果が抜群なところも和装の良いところです。

・角隠し

白無垢・色打掛・引き振袖と花嫁和装なら何にでも合わせる事が出来る花嫁独特の髪飾りになります。角隠しには角を隠し、その家の従順に従うという意味があり、顔の輪郭がしっかり出るのでキリッと凛とした印象になります。 かつらに着けた美しいかんざしやこうがいを 珊瑚や真珠など華やかなものにアレンジするとより一層映え色々なアレンジが楽しめます。

・綿帽子

綿帽子は和装のベールのようなもの!綿帽子は花嫁の頭を覆う真綿の布で、魔除けや花婿以外に顔を見せない、という意味があり花嫁を神秘的に見せてくれます。最近ではオーガン地の透け感のある綿帽子もあり、綿帽子の下につけた髪飾りとの組み合わせてオリジナル綿帽子を演出するのもオススメです。

差がつくのはコーディネイト、色打掛の選び方と小物の基礎知識

打掛が決まってもその他にも和装衣装には必要な小物がたくさんあります。特に花嫁和装となると通常の着物では身につけない特別な小物もたくさんあります。

大きく分けると着付け小物と花嫁小物に分かれます。以下は基本的な色打掛の小物一覧になります。

<着付け小物>

・肌襦袢(はだじゅばん)
肌襦袢、もしくは肌着とも呼ばれます。和装の下着に当たるもの。

・帯板(おびいた)
帯を締めるとき、前にはさみ、前帯の部分にシワがよらないようにするための和装小物。

・腰ひも(こしひも)
着付け時に使用する、幅3~4センチ、長さ2メートルくらいの紐。

・足袋(たび)
和装の際に足に直接履く靴下のようなもの。

・打掛ベルト(うちかけべると)
花嫁衣装の打掛を留めるための着付けベルト。

・帯枕(おびまくら)
帯を締めるときに背中部分の帯の形をふっくらと整える和装小物。

・伊達〆(だてじめ)
長襦袢を着る時と着物を着る時に使用する幅広な紐。

ドレスを着る場合でも同じですが、着物の下着である肌襦袢は直接肌に着けるものなので、レンタルができないことが多いようです。

色打掛のレンタルセットに着付け小物が含まれているところもあれば、自分で用意するように言われたりと衣装屋さんによってセット内容は違います。レンタルするときは何が入っていて何が追加料金であるかしっかり確認しましょう。

<花嫁小物>

・掛下(かけした)
打掛の下に着る振袖のこと。 

・長襦袢(ながじゅばん)
着物と同じたけの、着物の下に着る長い襦袢。

・草履(ぞうり)
鼻緒を有する日本の伝統的な履物。

・帯揚(おびあげ)
帯枕(おびまくら)を包んできれいに整えるための小物。

・帯〆(おびしめ)
帯を結んだとき、解けないように帯の上から締める紐。

・抱え帯(かかえおび)
補助具の一つで、きものの裾をたくしあげたとき裾を押さえるために用いた

・懐剣(かいけん)
花嫁が打ち掛けを着る時、帯にさす短剣。

・はこせこ
ふところに入れて持つ装身具。箱形の紙入れ。

・末広(すえひろ)
「祝儀扇」とも呼ばれる少し小ぶりの「扇」のこと。

コーディネートで差がつくのはこの花嫁小物になります。色打掛だけでなく白無垢も、着物の上に着るガウンのような物なので、その下に身につける花嫁小物は着付け小物と違い当然ゲストの目につきます。

また、花嫁小物は色打掛のコーディネートを左右し、小物を変えるだけで衣装の雰囲気はガラッと変わります。

以下の画像は、打掛は全く同じ!だけどこんなに印象が違います。いかに打掛の下に身につける花嫁小物のコーディネートが大切かわかるかと思います。

多くのレンタルショップでは、小物の基本は白色のセットが最低料金となっていて、色や柄、装飾によって追加料金がかかる衣装屋さんがほとんど。打掛のすぐ下に身につける着物である掛下をおしゃれな色柄に変更しようと思えば追加で2、3万〜10万ほどかかってくるのが相場のようです。花嫁特有の小物の懐剣(かいけん)やはこせこセットも5000円〜1万円以上と、どうせ着るならやっぱり小物も可愛いのがいいと思っていたら意外と追加料金がかかってしまったということもよく聞きます。

色打掛を選ぶときは色打掛の値段はもちろん、この花嫁小物のコーディネートを含めてトータルで考えましょう。

和装姿で気をつけたい所作のチェックポイント

和装スタイルの立ち居振る舞いのポイントを押さえ、所作も美しい花嫁になりましょう。
「歩き方」と「座り方」に分けて気をつけたいポイントを解説、これを抑えれば所作も美しい花嫁になれますよ。

まず知っておきたいのが、花嫁さんは白無垢、色打掛などでは褄(つま)をとって歩くという、慣れない所作があります。

<つまのとり方>

 花嫁さんには美容や介添の方がつくことがほとんどなので、1人で褄をとることはないので安心してください。介添えの方につまをとってもらいしっかりそれを持っていればいいだけです。
基本的には右手で妻をしっかりと押さえ、左手はそっと指を添えるような感じが上品に見えます。

<歩き方>

 円を描くように、洋装の時と違い、和装の時は足も前に出しにくいものです。
和装の時は普段よりかなり足幅を小さくし、少し内股で歩くように足を出すと歩きやすくなります。左右から足を円を描くように出すときれいに見えますよ!

色打掛などはかなり重さのあるものの多く、慣れない草履で褄をとり歩くのは大変かと思います。
でも手元や足元ばかりに目をやらず、正面に顔をあげ、少し先を見るように!
そして小さい歩幅でゆっくりと歩く姿はとても奥ゆかしくきれいに見えますよ。

 <座り方>

 和装の時は、深く座ると帯が締まって苦しくなるので、椅子には浅めに腰かけます。背もたれに寄り掛かると見苦しいので、寄り掛からず背筋をのばして座ると品良くみえます。
 披露宴で料理や飲み物をとる際にも、脇をひらいたり、手を前に出しすぎず、少し脇をしめて、小さく手を動かすように心がけるときれいに見えます。

 和装は慣れないのもあって動きずらいと感じるかもしれませんが、所作全体を小さくすることで苦しさも減り、見た目も上品になりますので、ぜひ心がけてくださいね♪

 

 

 

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